編者の編み物151

まだまだ寒い日が続きますが、少しずつ日が長くなってきたように思えます。

先日の教室では、川崎にある瀋秀園の風景を描きました。川崎大師の近くにある瀋秀園は、大師公園の一角にあり、黄墨会のスケッチでも訪れたことのある場所です。

 

昭和62年に中国の瀋陽市と川崎市との姉妹都市提携5周年を記念して造られた中国式自然山水庭園です。「瀋陽のすばらしい景色を集めた庭園」という意味があり、建物に使用されている瑠璃瓦・木組・獅子像・太湖石は瀋陽市から寄贈されました。

(大師公園ホームページより、https://daishi-park.com/infomation/shinshuen/

 

大師公園のホームページにはこのように書かれており、中国の風景が広がる、国際都市川崎らしい場所です。瀋陽の場所を地図を見てみると、北京よりも日本に近い場所にありますが、何とも寒そうなところでした。

教室では、攬翠亭(らんすいてい)という建物を望む風景を描きました。

多摩川の河口付近で平らな土地ですが、借景の効果もあってか、奥行きと高さを感じる景色で、描き甲斐がありました。