この日の教室では、季節の花であるテッセンを描きました。
漢字では「鉄線」や「鉄仙」とも書くそうで、蔓が鉄のように強いことからそのように名付けられたと言われています。花びらは6枚と決まっていて、中国から日本にやって来たのは400年以上も前だそうです。クレマチスの一種であるテッセンは、この時期に咲く花で、緑の葉に紫の花は色彩感があり、見ていて飽きない花でした。
さっそく先生が、花を見ながら一枚描いてくださいました。
シュッと伸びる花びらは円形に広がり、葉や蔓は複雑に絡まっていて、どちらも存在感がありました。少々難しい題材ではしたが、描いてみると季節感のある絵となりました。
花を見ながら描いていると、ふと「落ち着くなぁ」という声も出て、癒しの時間となりました。