ある生徒さんが、先生からお借りした写真を元に練習してこられました。
雪の合間を川が流れている風景ですが、こんもりとした雪と川の水の自然な流れを表現するのに苦労したそうです。試行錯誤しながら描いてきた経緯を、熱心に説明してくださいました。
人に自分の絵を説明し、アドヴァイスをもらうことで、自分も改めて気づいたり、学んだりすることが多くあります。
この日学んだことを次の絵に活かし、作品として仕上げていきたいと仰っていました。
5月に開催予定の第47回黄墨会展に向けて、すでに作品の制作に入っている方も居られます。展覧会という発表の機会があると、日々の練習の励みにもなりますね。
こうした練習の日々が、自分らしい水墨画表現への一歩となるのかもしれません。