編者の編み物17

先日の教室には、外国からのゲストがいらっしゃいました。ある生徒さんのお知り合いの方で、日本に短期滞在されているそうです。

実際に筆を持って、竹を描いていただきましたが、初めて触れる筆や和紙、墨に興味津々でした。

先生や生徒さんの筆さばきを見て、墨の濃淡だけで色彩感や雰囲気を表す水墨画の世界観を感じていただいたようです。水墨画に触れるのは初めてだそうですが、日本文化の奥深さと精神性を体験していただけました。異国である日本へと来て、偶然にも水墨画に触れられて、とても貴重な体験ができたしたと仰っていました。

日本文化の一つである水墨画が、日本の人々だけでなく、海外の人々にも触れられることは、水墨画に魅了された一人として、とても嬉しくもあり、水墨画のさらなる発展につながればという気持ちになります。